英会話とTOEIC860超え - 英会話力の上達・TOEIC860点超えを目指す人に
会話力の上達はこれからです
自然に話せる英会話力を身につける。
ここでは、
- 当サイトで解説する勉強方法を終えた方、
- 勉強中だが時間が余るのでもっと勉強したい
という人を対象に書いていきます。また、「時間が余る。追加教材は?」でもおすすめの書籍を紹介していますので、そちらに掲載の本もあわせて使ってください。
この1年勉強法を終えた方は、会話力の下地となる力はついています。しかしそれだけでは会話経験が乏しいのでまだ口からは出てこないと思います。
出てくる言葉も、「意味はわかるけどもっと大人の話し方があるよ」という場合もあります。
そんな状態を脱して、かっこよく英語を話せる人へとさらなる変貌を遂げるための勉強方法、おすすめの本を解説します。
また、「TOEIC 860点というラインを超えたい」、とは誰しも思うはずです。1年勉強法を終えた時点で860を超える人もいるでしょう。突破できなかった人におすすめの本もあわせてご紹介します。
文法力をさらに高める
一億人の英文法
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「時間が余る。追加教材は?」でも紹介した本ですが、「ハートで感じる英文法」と同じ作者、大西先生とポール先生による文法の本で、感覚的にとらえるという考え方は同じです。
ただし、解説されている文法や単語が多いのと、それぞれの解説が非常に細かいです。
ネイティブスピーカー並みの感覚を身に着けるための解説も書かれており、こちらは結構難しい本です。その分、マスターできれば文法で怖いものはないです。
ただ黙読するのはもったいないので、口と手を動かしましょう(本の中で大西先生も音読することを勧めています)。
口や手を動かしてアウトプットすることで、黙読でなんとなく読みすごしていたところに気づくことができます。
なので、
- 説明は黙読でO.K
- 例文は音読
- 音読したらノートに書いてみる
こうしてアウトプットも加えることで、より理解と記憶が強くなります。
英会話の力をつける
1年勉強法を無事終えて、納得のいくTOEICスコアに達したなら、英会話教室に通っていい段階です。「英会話教室にはまだ行くな」でも書きましたが、十分なインプットを終えた今なら面白いように上達していくと思います。
その前に、さらに会話力の下地を作っておこうと思うなら、以下の3冊を通う前にやっておくとよいでしょう。
もちろん通い始めてからでも構わないですよ。
瞬間英作文 おかわり - 即座に英語で答える力
おかわり!どんどん話すための瞬間英作文
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おかわり!スラスラ話すための瞬間英作文
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「おかわり!どんどん話すための瞬間英作文トレーニング(CD BOOK) 」
「おかわり!スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング(CD BOOK) 」
この2冊は、英会話で反射的に返答する力をつけるのにおすすめです。
「おかわり」の付かない瞬間英作文の2冊を1年勉強法では使っていますので、使い方は説明しません。同じです。
1年勉強を終えたなら、この2冊は簡単に感じると思います。反射的とは言わなくても、日本語を聞いて10秒以内で大体答えられるのではないかと思います。
中には答えられないものもあって、そんな文に出会ったときは「やった!これでさらに上達するぞ」とうれしくなりました。
前作(おかわりの付かない方)より自然な英語が収録されていますし、前作にはなかった表現もあります。
すぐに英語で返答する、英会話力の基礎を作るのにおすすめの本です。
英作文が面白いほどかける本 - 英作文力を鍛えて会話力を伸ばす
竹岡広信の英作文が面白いほど書ける本 は、もっと複雑な英語のライティング、スピーキング力をつけるのにおすすめです。
英作文がぜんぜんできなかった私も、瞬間英作文トレーニングで結構書けるようになりました。でも文が短いし、複雑な文が書けずに悩んでいました。
今までは、日本語をそのまま英語にしているレベルです。この本では、直接は英語で表現できないようなところを言い換えて、自然でわかりやすい英文を作る方法を学べます。
そして英作文の技術が上がるということは、英文を作る力が伸びることですので、とうぜん英会話で自然で長い英文を話せるようになっていきます。
おかげさまで、仕事のメールでも、前より複雑な質問を送ることや、気持ちのニュアンスを伝えられるようになりました。
一億人の英文法 - ネイティブ並みの文法力を身に着ける
一億人の英文法
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「時間が余る。追加教材は?」でも紹介した本ですが、「ハートで感じる英文法」と同じ作者、大西先生とポール先生による文法の本で、感覚的にとらえるという考え方は同じです。
ただし、解説されている文法や単語が多いのと、それぞれの解説が非常に細かいです。
ネイティブスピーカー並みの感覚を身に着けるための解説も書かれており、こちらは結構難しい本です。その分、マスターできれば文法で怖いものはないです。
ただ黙読するのはもったいないので、口と手を動かしましょう(本の中で大西先生も音読することを勧めています)。
口や手を動かしてアウトプットすることで、黙読でなんとなく読みすごしていたところに気づくことができます。
なので、
- 説明は黙読でO.K
- 例文は音読
- 音読したらノートに書いてみる
こうしてアウトプットも加えることで、より理解と記憶が強くなります。
英会話教室 - 会話の体験は必要です
外国人と話せる教室へ
ここまでで、英語ですぐに反応する力は結構付いているはずです。
問題文を用意されて、すぐに英語で答えを書くことは結構できるでしょう。しかし、すぐに口頭で返答するのは難しいと思います。
すぐに話すという英会話力をつけるなら、ネイティブスピーカーやバイリンガルと英語で会話する経験を積む必要があります。
この経験は必須です。口からどんどん自分の意見を英語で出す経験を積まないと英会話は習得できません。
直接英語の音、空気に触れることができる英会話教室に行くのが最も良いですが、時間的に難しい場合は、ネットで受講できるオンライン英会話などを選んでも良いです。
そして行くならネイティブスピーカーと会話ができるところを選びましょう。日本人はお断りです。
日本人のほうが、日本人にありがちな失敗をしても意味を理解してくれますが、本当に外国の人と会話するときにそんなことはありませんよね?
言葉には文法的な意味だけでなく、文化や生活に根ざしています。その感覚はネイティブスピーカーやバイリンガルと会話するとすごく伝わってきます。「あぁ、生活や感覚がこうも違うのか」と何度も実感させられました。この違いを感じ、知っておくことはとても重要です。
オーストラリア、カナダ、イギリス、アメリカ、それぞれ発音も違えば、違う言葉もでてきて「えっ?!」と驚きです。わかりやすい、やさしい英語だけを聞いていてはこのギャップに対応する力もつかないでしょう。
そしてなにより、外国人慣れすることが大切です。同じ人間なのに、外国の人と対面すると緊張します、これが。
慣れてしまえば、友達と話す感覚です。英語が通じない、そんなことにもどんどん慣れましょう。
実際、外人同士でも英語が通じないことはよくあることで、よく聞き返しています。でも話したことがないと、聞き返されただけで「変なこと言ったかな?」と動転してしまいます。
英会話教室で、ネイティブに慣れながら、口から英語を出すことに慣れましょう。
英会話フレーズ100 - フレーズを覚えて自然な英語を
英会話教室に通って私が強く感じたのは、「一般的な言い回しの知識が足りない」ということです。
日常よく使うフレーズは、考えるものではありません。覚えておくものです。日本語だって、「毎度ありがとうございます」とか、「その日は所用で不在です」なんて、考えていちいち文を作っているわけではないですよね。
そのほか、気づいていないところでお決まりのフレーズを混ぜて私たちは日常会話をしています。
外国の人と話していて、「I'm sorry to hear that」って言われたとき、一瞬?と思いました。
聞いてごめんね、って言ったのか?でもそんなに悪そうな顔してないぞと。
葬式の話だったので、たぶん「ご愁傷様」のような意味かなぁ?と一瞬混乱です。
そして、どう返せばいいのか??「No, it's O.K」 か?「Thank you」 か?さらにあせります。混乱の中、その場はゴニョゴニョっとにごして会話を変えました。
最初のI'm sorry to hear thatの正確な意味がわからなければ答えられないし、これに対してのお決まりの返答フレーズがあるなら、それを使わないとおかしなことになってしまいます。
フレーズを知っていることは、話すときも聞くときもとても役に立ちます。大人の会話をするには欠かせないでしょう。
覚えるだけじゃなく、アウトプットしながら身につけるものなので、英会話学校に通い始めてから勉強するのがおすすめです。
英会話なるほどフレーズ100
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ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100-誰もここまで教えてくれなかった使える裏技 は、基本的なフレーズを集めた本です。
この本の中には、フレーズというほどのものじゃない、と思えるほど短くて簡単なものもあります。
でもそれが良いです。こういったところからはじめてくれる本というのはありがたいです。自分ではできると思っていながら、ネイティブと話してみると足りていない場面は多々あります。
まずは背伸びをしないで、簡単だと思えるぐらいからしっかり基礎を固めましょう。
大人のビジネス英会話には足りないところもありますが、友人程度の会話ではよく使う表現が入っています。
読めば「失敗する前に知ることができてよかった」と思えるはずです。(私は失敗した後に知ることとなりましたが・・(;;)
ちなみに、"I'm sorry to hear that" には"Thank you"で返せばO.Kです。Sorryは本来かわいそうに思うという意味の単語で、ここでは謝っているのではなく、大変に思うよということです。
ケンブリッジの青本(English Grammar in Use with Answers) - 文法
正しい名称は、
English Grammar in Use Book with answers and interactive ebookですが、よく「ケンブリッジ(Cambridge)の青本」と呼ばれます。
なんだか留学生の間ではとてもポピュラーな本のようで。
周囲の留学経験者がよく持っているのでその存在を知りました。世界中で使われている文法書の世界的ベストセラーです。
青本は中級レベルの文法書で初級レベルの赤本もあります。赤本は中学生レベルです。自信がないなら赤本からはじめてもいいでしょうが、1年勉強を終えたなら青本からで大丈夫です。
洋書ですが、ここまできたならもう読めるはずです。
洋書なので当然全て英語。文法を勉強しながら多読で単語も勉強できます。
ここから先は、量が肝心。多読・多聴が必要です
上でも書きましたが、ここから先はどれだけの英語に触れるか、量が重要になります。
1年勉強法では、量より質を重視してきました。
簡単な英語を、徹底的に繰り返すことで、重要な英語を徹底的に身につけ、基礎を固めてきました。
基礎ができあがった先は、どうしても量が必要になります。
多読・多聴を行う段階に入っています。
出現頻度の低い単語や表現を身につけていくので、今までほどの効率的に点数を上げることはできないでしょう。
しかし、今までほど緊張感を持って学習しなくてもよくなります。
日本語の本を読む感覚で英語のテキストを読み、音声を聞く作業を続けていきます。
(急いでもっと高得点が必要だという人は、多読・多聴の教材で、今までのように音読・筆写していくことになるでしょう)
生活の中で英語を使う
今、私は仕事で英語を使っています。
英語のメールは毎日のように書いています。そうすると、例文などで勉強しただけではスムーズに書けないところに結構出会います。
もっとスムーズに、自然な英語で対応したい、よく感じます。
きれいで、自然な英語長文を書く、とっさに丁寧な英語で答える。
これはもう、状況ごとに自分で考えて・手と口を動かして、まさに身につけるしかないかと思うのですが、どうでしょう?
英文メールも書いているうちに、早く書けるように、内容も上達してきたと実感はしています。