ホームへ
1年で840点突破!

TOEICの時間配分と時間管理術 - 1問ごとの回答時間と時間短縮方法

TOEIC、1問ごとの時間配分

時間管理

TOEICは時間との戦いです。パートごとに1問にかけてよい時間が決まっています。
(パート単位の時間配分は「各パートの時間配分で」)

リーディングセクション(Part 5、Part 6、Part 7)全体で、
回答時間:75分
問題数:100問
ですから、単純計算だと1問45秒以内となります(75x60=4500秒)。

しかし、Part 5の穴埋め問題と、Part 7の読解問題、どう考えても読解問題のほうが時間かかります。Part 5の穴埋めはもっと早く解く必要があります。

全体の時間配分は以下のとおりです。(1問とは設問1つを指します。英文一つで設問3つの場合、3問となります)

  • Part 5 短文穴埋め問題:1問あたり20秒(全40問)
  • Part 6 長文穴埋め問題:1問あたり40秒(全12問)
  • Part 7 長文読解問題:1問あたり60秒(全48問)

このペースで回答すると、

  • Part 5の使用時間:800秒(約13.5分)
  • Part 6の使用時間:480秒(8分)
  • Part 7の使用時間:2880秒(48分)

合計で、4160秒です。これで340秒(約5分半)時間が残ります。これで見直しもできますし、Part 7で少し遅れた場合も何とかなりますね。

Part 5、1問30秒はかけすぎですよ。計算すると1分足りなくなります。長くても25秒です。1問25秒ならまだ140秒時間が残ります。

上で25秒としなかったのは、見直しの時間が欲しいと言うのもありますが、10秒単位のほうがテストのときに解答時間の管理がしやすいからです。

時間管理は大切ですよ。
1問ごとに時間管理、パートごとに時間管理この2重の時間管理ができないと時間不足に陥ります。

また、現在はリスニングセクションの間にリーディングセクションのページを開く行為は禁止されています。リスニングの間にリーディングを問いて時間を稼ぐことはできなくなりました。

時間管理は秒単位、アナログ腕時計が大活躍

秒針付のアナログ時計

秒針付のアナログ時計

1,000円程度
Amazon

上で書いたとおり、1問ごとにかけてよい時間は秒単位で決められています。

必ず、時間を確認しながら解きましょう。この時間確認は超重要です!1問ずつ確認してもよいほどです。

さて、時間確認のときに大変助かるのが、秒針が付いたアナログ式の腕時計です。

特に、1000円程度のカシオのアナログ腕時計は性能・デザインともに優れていることから、チープカシオの愛称で人気があります。

秒針がないものや、数字が書かれていないおしゃれな時計は論外です。秒針つきの腕時計がないなら買いましょう。安物でかまいません。

デジタル時計も避けましょう。

デジタルは時間の確認・把握に時間がかかります。車のメーターは今でもアナログの針が基本です。スポーツタイプの車にいたっては絶対アナログです。これはアナログのほうがすばやく理解できるからです。

デジタルは数字を読まなければ理解できません。対してアナログは針の向きを見るだけで把握できるので、数字を読みとる必要がなく、確認作業は0.1秒程度で終わります。

速度を重視するTOEICテスト、時間の経過を0.1秒で確認できるアナログ時計の秒針が欠かせません。

0.1秒なら100回時計を見ても確認作業には10秒にしか使っていないことになります。

各パートの時間配分は分単位の時間管理

もう一つ大切な時間管理が、パート単位の時間管理。

1問ごとの時間管理だけでは、十分に残り時間があるのか、遅れているのか把握がむずかしいですよね。

例えば、Part 5で1問20秒以上かかってしまうこともあります。そうしてずれた時間まで把握してテストを進めるなんてことはできません。

「少し遅れたとしても、Part 5はxx分までに終えれば大丈夫」といった目安時間を持つことが重要です。

パートごとの時間、理想は以下のとおりです。

  • Part 5の目安時間:13.5分
  • Part 6の目安時間:8分
  • Part 7の目安時間:48分

この数字、上の一問ずつの目安時間で算出したものですね。
これで約5分半時間を残してテストを終えられます。

ちなみに、目安時間で終えられない場合、各パートでかけて良い最長時間は

  • Part 5の最長時間:15分
  • Part 6の最長時間:10分
  • Part 7の最長時間:50分

これだと75分使い切ります。余裕の無い時間配分です。
この最長時間に到達しないよう注意しましょう。

マークシート用鉛筆で時間短縮

マークシート用鉛筆セット

マークシート用鉛筆セット

Amazon

キャップ、鉛筆削り、消しゴム、ケース、全てセットの優れ物

TOEICに限らず、マークシート式のテストには鉛筆、これは基本ですね。シャープペンはダメですよ。細すぎて塗るのに時間がかかります。

鉛筆は芯が折れることもあるので予備も用意しましょう。

私は、マークシート用鉛筆を2本、もしものためのシャープペンシルを1本、それと消しゴム、これでテストに挑んでいます。

テスト開始前の名前の記入、受験番号のマークなどはシャープペンで行い鉛筆は温存しています。

鉛筆は、削った後に少し紙を塗ってとがりをなくしておきます。こうして先を少し丸くしておけば、2回くるくると円を書くだけでマークを塗りつぶせます。早いです。

鉛筆なら何でも良いのですが、私はマークシート用鉛筆を使っています。
普段の生活で鉛筆を使う機会が無いので、どうせ買うならとマークシート用にしました。

私のように鉛筆を普段使わない人で忘れがちなのが、鉛筆のキャップ

これが無いと筆箱の中は真っ黒だし、芯は折れるし大変ですよ。

TOEICの時間配分と時間管理術 まとめ

  • 1問ごとの時間配分と時間管理(Part 5-20秒、Part 6-40秒、Part 7-60秒)
  • 時間管理は秒針つきのアナログ腕時計
  • パートごとの時間配分と時間管理(Part 5-13.5分、Part 6-8分、Part 7-48分)
  • マークシート用鉛筆で時間短縮
上に