スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニングの効果的勉強方法
スラスラ話すための瞬間英作文で2度目の英作文のトレーニングです。
TOEICなのに英作文を勉強する意味、それはもういいですよね?どんどん話すための瞬間英作文の勉強方法で長すぎるほど解説していますので、まだお読みじゃない方はそちらをご覧ください。
ざっくり言えば、英作文、特に瞬間英作文のトレーニングは英文法、TOEICへのスピード対策、そして英会話にとても有効なので効率がいい、でしたね。
そして今まで鍛えてきた英語の力を、実戦で使える瞬発力にしてくれるのがこの本です。
この「スラスラ話すための・・・」は前作「どんどん話すための・・」と違い、シャッフルトレーニングです。
前作では同じ文型の英文10個が1パートにまとめられていました。
本作では、1パートにさまざまな文型の英語が混ざっています。文型を手がかりに答えることはできません。手がかり無しの中で、日本語を聞いて即座に英語で答える、本当の瞬発力が求められます。
スラスラ話すための瞬間英作文で2度目の英作文のトレーニングです。
TOEICなのに英作文を勉強する意味、それはもういいですよね?どんどん話すための瞬間英作文の勉強方法で長すぎるほど解説していますので、まだお読みじゃない方はそちらをご覧ください。
ざっくり言えば、英作文、特に瞬間英作文のトレーニングは英文法、TOEICへのスピード対策、そして英会話にとても有効なので効率がいい、でしたね。
そして今まで鍛えてきた英語の力を、実戦で使える瞬発力にしてくれるのがこの本です。
この「スラスラ話すための・・・」は前作「どんどん話すための・・」と違い、シャッフルトレーニングです。
前作では同じ文型の英文10個が1パートにまとめられていました。
本作では、1パートにさまざまな文型の英語が混ざっています。文型を手がかりに答えることはできません。手がかり無しの中で、日本語を聞いて即座に英語で答える、本当の瞬発力が求められます。
左ページの和文を英訳。スラスラは様々な文型が1ページに混在したシャッフルトレーニング
しかし、ここまで紹介してきた教材をこなしてきたあなたなら大丈夫。
結構英作文できてしまうと思います。
ちょっとたどたどしく、そして自信がなくも、日本語を聞いてから10秒以内に英語で答えられると思います。
全問できるとは言いません。
しかし手がかり無しで答えられる英文があることに私は興奮しました。
「間違いなく、英語ができるようになっている」と実感しました。
この本の中頃からは前作よりレベルの高い英文が出てきます。
恥ずかしながら、「へぇーそうなんだ」と感心する箇所も・・。中学生レベルの英語から、まだまだ気づきが得られるのだと、うれしく思いました。
この本でさらに文法力・回答速度は上がりますよ。
まずはスケジュール
「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング」は
- トレーニング 1:50項目
- トレーニング 2 パート1:20項目
- トレーニング 2 パート2:30項目
以上、合計100項目で構成されています。前作が79項目だったのでかなり増量です。
しかしトレーニング 1の50項目はほとんど復習なので簡単に終えられると思います。
目次。シャッフルでは文型の区別がなく、レベル別の区切りしかありません。
1日の分量は17項目です。トレーニング1の項目は簡単なのでここはもっと増やして1日20項目でもいいでしょう。
最初から最後まで一通り終わったら、また最初からです。合計5周勉強します。
2周目からはできれば1日20項目を目標にがんばりましょう。
このスケジュールどおりに勉強を進めるために、テキストの空白部分に1ヶ月の勉強予定を書き込んでしまいましょう。
1ヶ月の勉強予定を書き込んでおきましょう。
写真は「どんどん話す・・」で書き込んだ予定表
(写真の予定表は前作「どんどん話すための・・」のものです。本作「スラスラ話すための・・」でも同様の予定表を作成したのですが、あまりにも見苦しい書き込みで、わかりづらいと思い載せませんでした。)
100項目を17項目ずつの6つのセクションに分けて、それぞれのセクションの1~5周目の勉強予定日を書き込みます。
実際に勉強した日付を各ページに記入。この項目は合計8周勉強しています
(記録された日付が予定表と合わない理由は、予定表とかみ合わないのでは?で。)
実際に勉強した日付を各ページに記入しておきましょう。写真では、1周目は3月27日、2周目は4月16日と記録してあります
*私はこの本の勉強中にTOEIC試験を迎えたため、間にTOEIC公式問題集、TOEICテスト2回目(840点取ったテスト)をはさんでいるので、途中間が空いています(^^;)。勉強方法を調べたりするのに時間かけましたから・・皆さんはちゃんと間に合わせましょうね。
テスト後も含めて3ヶ月程度、8周勉強しています。5周を超えている理由は、下記の5周でダメなら・・参照。
1日に実行できるパート数は結構ずれることがあるので、表での記録は大変です。
勉強を実際に行った日付は各ページにだけ書いてあればよいでしょう。
使い方 - 音読はぜったい。できないところは筆写。
では次に、この本の効果的な使い方の解説です。
「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング」左のページに10個の日本語文が、右のページに対応する英文が書かれています。日本語を見て英文を作るわけですが、
- 日本語文1つを見て即座に英作文する(右ページの英語は見ないで)。英文は必ず口に出す。
- 右の英文をみて答え合わせ
- 間違っている、英作文できなかったら、
- 英語を見ながら音読。
- さらに、テキストから目を離して(英文を見ないで)3回ノートに書く
- 次の問題に進む
- 10問すべて終えたら、1から10まで、再度英作文。このときも英語を口に出しながら。
- ここまで終えたら次のページに。
うまくできなかったところがあっても次に進みましょう。
最初から完璧を目指す必要はありません。最低でも合計5周は勉強するので、そのうちできるようになります。
5周でダメなら、できないところだけ追加
5周やってもうまくできなかったところ、そこは時間が許す限り何度でも勉強すべきです。
例えば、上の写真にある18項は8周勉強しています。
しかし18項の10文全てを勉強したのは5周目まで。
6周目からは、できなかった英文だけに絞って勉強しています。
8周目に勉強しているのはここにある英文1つだけです。
時間に余裕があれば1ヶ月のうちにこの作業も終わればいいですが、1ヶ月を超えるなら次のテキストと並行して進めていくことになります。
5周目以降は勉強するページも少ないので、全てこなしてもたいした量になりません。
この場合、CDはもう使用しなくてよいでしょう。
付属CDの英作文で、実力を実感。スラスラと話せる力を鍛える
「スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング」にもCDが付属します。このCDを1ヶ月間の音声教材にしましょう。
CDでは日本語音声が流れた後、3秒間の無音をはさみ、英訳が流れます。
慣れないうちは、日本語を聞いたら音声を一時停止して英作文に挑戦です。今回は、ちょっとたどたどしいながらも英作文ができると思います。
ここでも英作文は10秒以内です。できなかった場合はあきらめて英語を聞いてください。
そのうち停止しなくても、1秒で考え、2秒で英語での回答ができるようになります。
無音の3秒で英作文が終わるわけです。
前回は暗記しただけで英作文の実感が無い、と感じた方もいると思います。
しかしどうでしょう?今回このシャッフルトレーニングをするとわりと英作文ができてしまうのではないでしょうか?
特に前半、はじめて聞く英文のはずなのに英作文ができると思います。
(すらすらとできなくてもいいですよ。ゆっくり、ぎこちなくて構いません。)
頭に瞬間英作文の回路ができている証拠です。
今回のシャッフルトレーニングでこの英作文回路が磨かれます。
文型の手がかりが無い中、瞬間的に英作文を行うことで「考えないで、反射的に英作文をする」ことになります。
前回は文型の手がかりがあったので、まだ頭で考えながら英作文をする節がありました。
今回は完全に考える過程を無くします。この過程がなくなることで、即座にさまざまな英文が作れるようになります。
ただ、残念なことに今回のCDには終盤の項目については日本語無し・英文のみの読み上げとなっていて音声での英作文トレーニングができない箇所があります。非常に残念。
終盤にはちょっとおかしい英文もあります
トレーニング 2 パート2:30項目は結構レベルがあがり、複数の文節を含んだ長い英文も登場します。
結構ここは苦戦すると思います。
ただここには、難易度を上げるために不自然な英語(日本語的にもちょっと変)もでてきます。
文法的には正しいでしょうが、普通こうは言わないというものが見受けられます。
とくに最後の29、30項はうまくできなくてもあまり気にしないようにしましょう。
こね回して、がんばって作りあげたのが伝わってくる、おかしい文が多いです。
ここでも、文法・文型はハートで感じよう
これも繰り返しですが、文法は「ハートで感じる英文法」で学んできたことを優先しましょう。
この本での解説は旧来どおりの文法解説で、私は受け入れられませんでした。
「ハートで感じる英文法」を再度学習してきた今なら、文型の意味も感じ取れるようになっているはず。
感覚とイメージを重視して英作文をしてきましょう。